ホワイトクラブ小学生テニス教室
教室実施中の「安全配慮」について
当「教室」実施にあたり、けがや事故を未然に防ぐために配慮すべき項目について実施が可能と
思われるものについて以下、書き出してみました。これらの周知を含め、保護者の皆様にも協力を
頂きコーチ、アシスタントで可能な限りスポーツ事故の防止に努めて行きたいと思います。
★ 思わぬ事故やケガの防止のために
● ボールによる事故の防止
・原則、ボール拾いは保護者の皆様にお願いして子供たちにはさせない。但し足元のなどの自コートの
ボールについては除く。自コートと反対側のコートには入らない。
・打球者の足元のボールについては逐次拾う。 ボールを出している人は気がつかな い事が多いので
声をかけ合う→ボール出しを止める
・ボール拾う方はボールが飛んでくる方には顔を向けないよう
・レッスン以外で自分の近くに飛んできたボールをラケットで打ち返してはいけない
●ラケットによる事故の防止
・自分の順番やコーチの指示がない限りラケットは振らない。
・ボレー、ストロークなどの練習時、次の人を含めてラケットが当たらないよう間隔を十分取る
・同様にプレー中の人と人の接触しないよう十分間隔をとる(動作のスピードと間隔/距離に留意)
● 服装、用具、施設、プログラムが原因で発生する事故の防止
・コートを中心として事故に繋がりそうなものがないか、不備がないか常にチェック
・ポール及びポールのネット巻きのハンドル部分を出来るだけ通らないように
・シューズ(滑りやすい、)や服装(大きすぎ、暑い・・・・)が適切かチェック
・コート状態、サーフェース(グランド)が水たまりや滑りやすくなっていないか
・年齢、レベルに合わせた無理のないプログラムとする
・天候など自然現象の変化に的確に対応する
●健康状態に配慮する事による事故の防止
・顔色や動作など身体状態を常に注視、声をかけ確認、 無理をさせず休ませる。
・水分●補給の励行、一定間隔で実施、暑い日は帽子の着用を義務づける
・救急箱の設置(現行では不十分?)
●保護者へのお願い事項
・出来るだけ傷害保険に加入して頂きたい(ホワイトクラブとして少額だが保険に加入)
・行き帰りの交通事故、その他のコート外で発生が予想される事故について注意を促してほしい
★不幸にも事故が発生した時の対応
・ケガ、事故の状況(骨折などの外科系、熱中症などの内科系か、症状の程度)を的確に把握
・症状により救急車を呼ぶ、特に内科系については急を要す(コートの住所を確認しておく)
・打撲や骨折などの外科系についてはRICE*等の応急処置を取る
・熱中症(特に夏場は発生しやすい)は木陰に移動し、応急処置をとる
・心肺停止など反応がない場合救急車が来るまで救急処置(人工呼吸など)を施す
(保護者やメンバーの中に救急処置を行える人、経験者がいないか確認)
RICE*
R = Rest(安静) まず患部を安静にさせることが重要
I = Ice(冷却) 冷却することで痛み、腫れ、炎症を抑える
C = Compression(圧迫) 患部の適度な圧迫は腫れと炎症を抑える
E = Elevation(挙上) 心臓より高い位置に患部を上げることに
り腫れや炎症を抑える